Colin Meloy / Colin Meloy Sings Trad. Arr. Shirley Collins

 

2017年のオファ・レックス『The Queen of Hearts』で見事にオリヴィア・チェイニーのアルビオン・バンドになったディセンバリスツですが、フロントマンのコリン・メロイは、10年以上も遡る2006年にシャーリー・コリンズのトリビュートEP『Colin Meloy Sings Trad. Arr. Shirley Collins』を自主制作していました。
 
このEPでコリンは、シャーリーの初期のレパートリーから「Dance To Your Daddy」「Charlie」「Barbara Allen」「Cherry Tree Carol」「Turpin Hero」「I Drew My Ship」の6曲を歌っています。
 
このうち1曲目の「Dance To Your Daddy」を除いた5曲は、シャーリーが1958年に録音し、2枚のデビュー・アルバム『Sweet England』(英Argo)と『False True Lovers』(米Folkways)に収録されているものです。ちなみにこの時のセッションは、ピーター・ケネディとアラン・ローマックスによってプロデュースされ、ジョン・ハステッド(banjo)、ラルフ・リンズラー(g)、ガイ・キャラワン(g)がバックを務めていました。
 
EPは、全曲コリン自身によってホーム・レコーディングされていますが、ジャコバイト・ソングの「Charlie」のみディセンバリスツのマルチプレイヤー、クリス・ファンクと同じくレコード・ジャケットを手掛けるイラストレーター、カーソン・エリスが、それぞれバンジョーとボーカルでバック・アップをしています。
 
また、チャイルド・バラッドの「Barbara Allen」は『Colin Meloy Sings Live!』ではギターの弾き語りで歌われていましたが、ここでは迫力のあるエレクトリック・トラッドで聴くことができます。そして、最後の「I Drew My Ship」はアカペラで。
 
コリン・メロイのシャーリー・コリンズに対するリスペクトがひしひしと伝わる一枚です。
 

 

 

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